
“ハングリー精神”は城北埼玉高校時代に生まれた。
受験校でもあり、埼玉県でも大学進学率は上位ランキングされる進学校だ。
しかし、中途半端な立ち位置というか超有名校でもなく、どちらかというと
すべり止め、あまり行きたくなかった学校という位置づけだ。
悔しい思いが沢山ある方が成長する
城北埼玉高校を第一希望で入学してくる者は少ない。
あくまでもすべり止め校であるからである。
大半の人がこの時点で超一流大学を目指すことになる。
スペシャルなカリキュラム
1年生の1学期終了時点で英語、数学、国語は1年生のカリキュラムを終了する。
この時点での大半は落ちこぼれる。
やる気のある人間はこの時点で大学受験を見据えた動きをする。
落ちこぼれた人間は果てしなく落ちこぼれる。
3学期になると文系理系、国立私立の選択をする。
2年生になった時点で8割以上は落ちこぼれになっている。
2年終了時には先輩たちの受験情報が流れ、
少し受験モードに入る。
落ちこぼれた人間もこの時点で巻き返しを図るものもいる。
もともと入学した時点で植えついたハングリー精神が見え隠れし始める。
これがまさに城北埼玉の真骨頂で
大半が国立大学、私立有名大学にチャレンジするのである。
そして更にその多くが現役受験失敗という
大きな壁にぶち当たるのである。
浪人になっても
現役受験を失敗した人間は浪人生活になると
一瞬気が抜けるが、その後は予備校生活で
新しい学生生活を送ることになる。
ここで、城北埼玉より偏差値の低い学校の者と同じクラスになったり
成績が悪いことを知る。
ここからが本番だ。
城北埼玉魂はここで炸裂し、猛勉強を始める。
こうして城北埼玉の進学率は99%を超えるのである。
城北埼玉出身の”ハングリー精神” は
入学と同時に生まれたのである。